尖圭コンジローマの治療方法

尖圭コンジローマに罹ると大きく分けて2種類の治療方法があります。1つは薬による治療であり、もう一つは外科的な治療方法となります。

どちらも、尖圭コンジローマの特徴である、トサカ状、乳頭状のイボがどこにできているのか、また、そのイボの大きさ、数などによって治療方法を選択していきます。

イミキモド5%クリームの外用による薬物療法、凍結療法、レーザー蒸散などによる外科的療法などの治療法がある。いずれも単独では治癒率が60~90%、 再発率が20~30%であるために、複数の治療法を繰り返さなければならないことがある。また、治療法の選択要因としては、疣贅の大きさ・数・部位・形態・再発・難治性や、病院の設備・医師の経験などを考慮しながら、治療の利便性・適応・期間・副作用・費用などを患者とのインフォームドコンセントのうえで決めるべきである。

引用元:尖圭コンジローマ治療-日本性感染症学会


一つ目の薬による治療は、主にベセルナクリームという薬を使用します。このベセルナクリームは世界的に尖圭コンジローマの治療薬として使われている薬です。

アメリカでは1997年に尖圭コンジローマの薬として認可され、日本では2007年12月に保険適用になった薬で、世界75以上の国と地域で認可されている薬です。

ベセルナクリームの主成分である、イミキモドはインターフェロン等のサイトカインを誘導し、さらに細胞性免疫応答を賦活し、抗ウイルス作用により尖圭コンジローマを静めていきます。

ベセルナクリームを塗った場所に尖圭コンジローマの原因ウイルスであるヒトパピローマウイルスに対する免疫を作り、ウイルスを除去していく薬です。

このような作用があるために、イボが消えたとしても8週間以上は塗り続ける必要があり、完全に体内からウイルスが消失するまで使用をしなければなりません

もう一つの外科的な治療は病院でイボを取り除く治療です。凍結療法では、綿棒などに液体窒素を染みこませ、イボの部分に押しつけて凍結、壊死させてイボを取り除く治療です。

特に小さなイボに対しては効果的です。そして、電気焼灼は局所麻酔を行った後に電気メスでイボを除去します。小さいイボから中くらいのイボまでに有効です。

そして、腰椎麻酔を行い、炭酸ガスレーザーでイボを蒸散させる治療法もあります。小さなものから広範囲に広がってしまった場合にも有効です。

そして、もう一つは、外科的切除として局所麻酔をして鉗子やメスでイボを切除する方法です。これら外科的な治療には痛みが伴うことが殆どでありますが、イボが小さい場合は痛みも少なくて済みます。

尖圭コンジローマは再発を繰り返しやすい性感染症でもあります。どの治療方法をとっても体にウイルスが残っている場合には治療後3ヶ月以内で30%の人が、そして9ヶ月経っても10%の人が再発をしてしまうために、根気強く治療を続けていかなければなりません

尖圭コンジローマの治療期間

尖圭コンジローマはウイルス性の疾患のために、治療の期間は長くなっていきます。

尖圭コンジローマの原因となるヒトパピローマウイルスは再発率が非常に高いために、頻繁に再発を繰り返してしまう場合もあります。

外科的な治療を行った場合は、入院をすることは少ないそうですが、1度の切除ではなく、数回に分けて切除することがあります。

これはイボができている範囲によるものです。その為に、数週間から長い場合は数ヶ月も治療にかかってしまうことがあります。。

このような外科的治療では主にイボの除去が主とされています。しかしながら、尖圭コンジローマの元の原因であるヒトパピローマウイルスの治療にはなっていません

ウイルスが存在しているイボ自体は除去されても体内に潜んでいることはよくあります。このウイルスを除去しなければ完治したことにはなりません

そのために、尖圭コンジローマの治療にはさらに時間が掛かってしまいます

さらにこのヒトパピローマウイルスは再発しやすく、治療から3ヶ月の間で約30%の人が再発を起こし、さらに9ヶ月の間に10%の人が再発を起こしてしまいます。

もし、再発を繰り返すようであればさらに治療期間も延びる結果となってしまいます。治療から1年を経過しても再発がない場合には完治したとみても良いでしょう。

圭コンジローマの治療費は?

尖圭コンジローマに感染した場合には治療には2種類あって、外科的な治療と薬で治していく方法です。

根本的な治癒を目指すのであれば薬での治療をするべきで、外科的な治療では尖圭コンジローマの症状の特徴であるイボを除去する治療となります。

尖圭コンジローマを薬で治療をする場合には、ベセルナクリームを使用するのがもっとも多く見られます。

日本でも保険の適用がされており、費用としては、病院によっても異なりますが、数千円で購入が可能です。実際に保険が効かない個人輸入などの場合では5000円ほどの値段となっています。

そして、尖圭コンジローマの外科的な治療にも保険が適用となります。しかし、病院によっては保険が適用されないこともあるために、事前に確認をしておく必要があります。

外科的な治療の場合は、イボができてしまっている部位、またはその大きさや数などによっても値段は違ってきます。

外科的治療の方法も、凍結療法という液体窒素で凍らせて除去する方法や電気メス、炭酸ガスレーザー、鉗子やメスで除去して行く方法などがあります。

保険が適用する場合には大凡、3000円から5000円の治療費と、初診料の約1500円、そして検査の1000円、薬が出ても2000円ほどで全部で10000円くらいが相場となっています。治療方法としては男性女性共に同じです。

尖圭コンジローマの治療は薬を使っても外科的治療を行っても完治と判断するまでには1年以上かかります。これは、尖圭コンジローマが再発しやすい病気であるからです。

もしも、尖圭コンジローマの特徴であるイボができてしまったら、自然治癒などに任せるのではなく、早めに病院に行くことで治療費なども抑えられるでしょう。

尖圭コンジローマを女性が治療する場合

尖圭コンジローマは自然治癒をすることもありますが、その確率は高いとは言えず、むしろそのまま放置をしておくことで、女性の場合は子宮頸がんやその他の性感染症などに感染しやすくなってしまうので、早めの治療が必要です。

女性の場合は、外科的な治療をすると痕が残ってしまうこともあるので、医師との相談の上で治療を進めていくのが良いでしょう。

もしも尖圭コンジローマの特徴的な症状である、トサカや乳頭状のイボが性器周辺、肛門などに見られる場合にはすぐに病院に行って治療を始めましょう。

目に見える部分であれば良いのですが、膣内や子宮の那付近までイボができている場合もありこの場合には自分ではわからないので病院でしっかりと検査をしてもらうのが良いでしょう。

尖圭コンジローマは完治する病気

尖圭コンジローマは性感染症の一種で、完治をします。中には、自然治癒で知らない間に治っていたという場合もありますが、基本的には完治がしにくく再発がしやすい病気ではあります。

そのために、予防をすること、またもしも感染してしまった際にはしっかりと治療をすることと、再発をしないために気をつけることが必要となります。

尖圭コンジローマが完全に自然治癒するのは、感染者の20%から30%といわれています。

その他は尖圭コンジローマの症状の特徴であるニワトリのトサカであったり、乳頭状のイボが増殖していき大きくなります

尖圭コンジローマは人間の体の免疫システムにはあまり発見されにくいために、増殖は続いていきます。しかしながら、一度免疫システムに発見されると、自然と治ってしまうと言う特徴もあります。

しかし、尖圭コンジローマが完治しにくい理由は、体内にそのウイルスが残っていれば再発を繰り返すためです。

ヘルペスのようにウイルスが体のどこかに潜み続け、徐々にその数を増殖させて、そしてまた発症をして行くのです。

このように再発をしてしまう原因はストレスや疲れ、寝不足など体の免疫が弱っているときにウイルスが増殖をしてしまうからです。

つまり、免疫力が高いときには自然治癒で完治をしてしまうこともあるのです。そのためにも、普段の生活習慣に気をつけなければなりません。

尖圭コンジローマの再発率は治療を受けた人の25%だといわれています。さらにその25%は治療が終了してからの3ヶ月以内で起こるのです。そのためにも、尖圭コンジローマを完治させるには治療終了から、3ヶ月以上、少なくとも半年は様子を見なければなりません。

もしも、再発を頻繁にする場合には、尖圭コンジローマと他の病期を併発している可能性もあるので、再度病院に相談が必要になります。

尖圭コンジローマは特徴的な症状であるイボを切除、また消失したとしても、そのウイルスが体内に残っていることで完治はせずに再発を繰り返します

ウイルス自体は人間の免疫システムで消滅させることができるので、まずは体調管理をしっかりすることで完治をさせていきます。

尖圭コンジローマが完治する期間は?

尖圭コンジローマは完治をする性感染症の一種です。しかしながら、治療には長い期間が罹ってしまうこともあり、再発などを繰り返しやすい病気となっています。

尖圭コンジローマの原因となるヒト乳頭腫ウイルスには100種類以上有り、その中でも6型と11型が尖圭コンジローマの腫瘍を作り出します。

その腫瘍を放置しておくと、症状が出た部位の周辺にどんどんウイルスが増殖していき、症状も広がってしまいます。そのために完治も遅くなってしまいます。

尖圭コンジローマは基本的には性交渉による感染が一般的です。このウイルスが体内に入り込んで、薬3週間から8ヶ月ほどで発症します。

体内に入り込んですぐに、尖圭コンジローマの特徴であるイボができるわけではなく、潜伏期間をおいてから症状が出始めます。

尖圭コンジローマはこの症状が出なければ感染したことには気がつきません。そのためにも治療を始めることもできません


尖圭コンジローマの特徴であるニワトリのトサカや乳頭状のイボができ病院で検査を受けて尖圭コンジローマと診断されたら治療を開始します。

主な治療方法としては、2007年に日本でも保険適用の開始された塗り薬を使用するほかに、凍結してイボを取り除く方法や電気メス、炭酸ガスレーザー、または一般的なメスで切除する場合などがあります。

しかし、こうした治療を行ったとしても尖圭コンジローマのすべてのウイルスが取り除かれたというわけではなく、体内にウイルスが存在していることがあります。およそ、3ヶ月以内に25%の人が再発すると言われている病期なのです。

もしも治療後、3ヶ月後に検査をしてウイルスが出なかった場合にも追跡調査が必要になります。尖圭コンジローマはだいたいが数ヶ月から数年後には異型細胞が消滅します。

しかしながら、中にはそのまま癌となってしまう場合があります。特に女性の場合は、尖圭コンジローマに感染した際には、子宮頸がんなどに関係するハイリスク型のウイルスに感染している可能性もあるので、完治したあとも、気になることがあれば検査をする必要があります

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