【初期症状は軽く2~3週間後に最初の症状!】男女別のHIVの症状

HIVは感染しても、その感染に気づくことはあまりありません。その理由として、初期段階での症状の軽さにあり、感染率も日本国内では非常に低いことから、感染への危険性を考えることは少なくなっています。

しかしながら、感染すると症状がでます。この症状に早く気がつき、治療ができれば、進行を防ぐことは可能となっています。

感染してから2~3週間後に最初の症状がでます。この症状はインフルエンザや風邪と酷似しています。発熱があり、関節や筋肉の痛みが出ます。

薬が効かない微熱などが継続したり、HIVに感染してしまっているために、全身が炎症を起こしている状態です。また、乾燥した状態が続いたり、喉の痛みがあるのも初期症状です。

喉の痛みは抗生物質などを飲んでも効き目があまりなく、症状が悪化してしまうこともあります。その他の症状としては疲労感があることや頭痛が慢性的に起きてしまうこともあります。

HIVで特徴的な初期症状は体重が減ることもあります。これは「AIDS WASTING」と呼ばれ、吐き気や下痢などが起こり、体重の10%が減ってしまうこともあります。

もう一つ特徴的なことは皮膚の発疹です。これは「HIV RASH」と呼ばれており、HIVに感染した人の85%以上にみられる症状です。

水ぶくれ、腫れ、かゆみなどがあるのが特徴です。これらの症状は男女共に共通して起こる症状ですが、性別によって少し異なった初期症状もあります

男性は排尿時に痛みがあることや尿道から分泌物がでることがあります。症状としては非常に軽いために病院で検査を受けることもなく終わってしまうことが多くあります。

しかし、そのまま酷くなってしまうと、尿道炎や前立腺炎、副睾丸炎などを引き起こしてしまう可能性もあるので、すこしでもおかしいと感じたら病院に行くことをオススメします。

女性の場合は、その症状が男性に比べて非常に軽いのが特徴です。下腹部の痛みや少量のおりもの、また不正出血などがあります。これらの症状は日頃から見られるために多くの人は気にすることはありません

しかし、不妊症や早産、流産など自分の体の異常を引き起こしてしまったり、また、出産した新生児が肺炎や中耳炎を起こしてしまう可能性もあります。

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HIVの初期症状

HIVに感染すると3段階の症状があります。つまり感染してもすぐにエイズを発症するというわけではありません。感染したらすぐに発症をして命を落としてしまうと言うわけではありません。

HIVはまず人間の血液や精液、分泌液などを介して、傷口、粘膜などから体内に入ります。HIVに感染すると、最初の2週間から5週間の間で、HIVが人間の体内で急激な増殖を始めます

まずはリンパを目指し移動しているために初期症状までにこれだけの日数がかかります

そしてCD4陽性リンパ球に到達し破壊していきます。CD4陽性リンパ球は体内に入り込んだウイルスなどを排除する役割を持っていますが、HIVが増殖しすぎてしまうと破壊されてしまいます。

しかし、CD4陽性リンパ球の中に侵入しても、ほとんどの場合がそこで増殖に失敗してしまいます。この時期から初期症状が現れてきます。

この時期の症状は主に風邪やインフルエンザの症状に似ていると言われており、発熱、喉の痛み、だるさ、下痢、筋肉痛などが起こります。しかしこの初期症状も全員に表れるわけではないそうです。

風邪やインフルエンザにHIVの初期症状は似ているために気がつく人はほとんどいません。

しかし、いくつかの症状にはHIV特有の症状があるので、この段階で見極めることができ、早めに検査で発見できれば治療をすることができます。

この初期症状が1~2週間ほど続きますが、体内で免疫が働き出し初期症状が治まります。しかし、体内からHIVが消滅したわけではありません。

次には無症候性キャリア期と呼ばれている、症状の出ない時期が訪れます。その後にはエイズ期が訪れます。

厚生労働省で決められている23の疾患のうちどれか1つでも病期が出た時点でこのエイズ期と確定されてしまいます。

以前は治療が不可能であったHIVも現在では治療によって、エイズの発症を防ぐことができるのです。

どれだけ早く発見し、治療ができるかでエイズ発症に影響が出てくるので、少し風邪っぽいがいつもと違うと感じた場合には医師に相談してみることをお勧めします。

HIVの初期症状かもしれない症状

熱がでてリンパも腫れているし、体が痛い。熱の影響だろうけど、頭痛もあるし、大量に汗をかいて体重が減っている。皮膚にも発疹がある。」これらの症状を聞いただけでは、ただ単純に風邪を引いたか、インフルエンザなどにかかったのではないかと思ってしまいますが、実はこれらはHIVに感染した際に起こる初期症状なのです。

風邪と非常に似ている症状であるために、HIVであるという判断はほぼ見ただけではわかりません。

皮膚の発疹はHIV感染した際によく起こる症状で「HIV Rash」と呼ばれています。感染者の約70%が訴える症状であります。肌が赤くふくれあがり皮が剥けることもあるほどです。

そして、顔や性器などの皮膚が弱くしめっている弱い場所にできてしまうと水ぶくれになることもあります。顔や胸、背中に出ることが多くありますが、手や足など全身の至る箇所にでてしまいます

皮膚の発疹に近い物ではありますが、口唇ヘルペスができることもあります

HIVに感染していなくても悩まされている人は多いと思いますが、HIVに感染すると頻繁に口唇ヘルペスができることがあり、これもHIVに感染した際の初期症状と言えます。

同じく口にでる症状があり、口内炎が多く出ることがあります。約10%の人が口内炎になるそうで、歯茎や内側にできたりすることもあり、それが何度も繰り返しできてしまうこともあります。

HIVは人間の体内に入ると、まずリンパに向かって移動を始めます。リンパが腫れることで全身が痛くなることや熱が出ることがあります。

それが原因によって様々な症状が現れるわけですが、HIVがリンパに行くことによって脱毛をすることもあります

頭部に斑点がでて円形脱毛のようになってしまいます。これはリンパにHIVが入り込むことで毛包が正常な働きをしなくなってしまい、脱毛が起きると言われています。

口内炎、口唇ヘルペスなどは多くの日本人が悩まされる病気であり、ほとんどの人がなったことがある病気です。そして脱毛などもそこまで珍しいことはなく、「ストレスかな?」と思うくらいです。

これらの病気になったから必ずHIVであるということはありませんが、少しでも心当たりがある場合には病院で検査を受けておくことで、HIVの進行を防ぐことができるかもしれません

HIVの初期症状の特徴

HIVは感染するとすぐにエイズを発症したり、死に至ってしまう病気を発症するわけではありません。感染してから10年ほどじっくりと体の中の細胞を死滅させていくというウイルスです。

そのために、感染してすぐにHIVに感染したということに気がつく人はごく希です。

しかしながら、その初期症状には僅かではありますが特徴的な症状もあるので、もしもその時に気がつくことができればHIVの進行を防ぐことはできるかもしれません。

初期症状が現れるのはHIVに感染してから2~3週間です。この症状が数日から数ヶ月続きます。主に風邪などと症状が一緒ではありますが、発熱をすると薬を飲んでも微熱状態が続いてしまいます

風邪を引いたときに夜中になると非常に汗をかくことがありますが、HIVも同様で眠っている最中に体温が上がってしまい大量に汗をかくことがあります

また口の中が乾燥してしまうこともあり、喉に痛みがあったり咳が止まらなくなります。

喉に痛みがたあとに口腔カンジダや口腔内腫瘍などを引き起こしてしまったり、咳が出るために抗生物質や咳止めを飲んでもとまらずに、そのまま肺炎となってしまう人もいます。

HIVが体の中に入ることで筋肉や関節の痛み、またリンパ節が腫れてしまいます。HIVはまず体のリンパに辿り着くことを目的としているので、リンパ節が腫れてしまい、首や脇の下、股関節などが痛んできます。

HIV感染者の約7割がこのリンパ節の痛みを訴えます。HIVは皮膚にその症状がでやすいことも特徴の一つです。HIVに感染すると口腔ヘルペスができやすくなっることも特徴です。

その他にも「HIVrash」と呼ばれるように皮膚発疹がでてきます。これは感染者の90%近くの人にできることでも知られています。

男性の場合はこれらの皮膚の症状が性器にできることもあるので、排尿時に痛みがあり、なおかつ水ぶくれなどの皮膚の異常がある場合には医師に相談した方が良いでしょう。

しかし、こうした症状がまったくできな人もいるので、少しでもこれらの体調の異常に気がついた場合には一刻も早く病院に行った方が良いと言われています。

HIVの初期症状の発熱とリンパの腫れ

HIVに感染してもすぐに死んでしまったりすることはありません。初期症状がでて無症候期を経てエイズ期となっていきます。

この初期症状に関しては、インフルエンザや風邪に似ていることもあり、気がつかないうちに終わってしまうことがあります。

さらに初期症状が出る人は全体の50~90%のために初期症状すら出ない人もいるのです。HIVの初期症状であるという確認が非常に取りづらいためにこうした数字もはっきりしていないのが現状です。

HIVに感染した時の初期症状の発生率でもっとも高いのは発熱です。96%もの人がこの症状を訴えると言います。特徴としては薬を飲んだのに下がらない微熱が続きます

そして熱があるために、夜中に大量の汗をかいてしまったり、筋肉や関節など体の痛みを伴うこともあります。

この発熱に続き症状として発生率が高いのがリンパ節の腫れがあります。おおよそ70%の人がこの症状を訴えています。具体的には首筋や脇の下、股関節などが腫れます。

しかも、その腫れが普段よりもかなり大きく腫れることもあると言われています。リンパ節が腫れるのと同様に肋骨の裏側にある脾臓や肝臓が腫れることも多くあるそうです。

このように風邪やインフルエンザに似ている症状であるために、病院に行ったりして抗生物質やその他の薬をもらいに行ったとしても、HIVウイルスには効果がないために、熱や腫れなどは中々下がらないと言われています。

これらの症状は普段の生活の中で風邪を引くのと全くといって良いほど区別は付かないそうです。

しかしながらHIVウイルスが体の中でかなり増殖をしている状態となっており、体の免疫力などを低下させています

この時期にHIVであると判明し、治療をし始めればその進行を防ぐことは可能ではあります。

しかし、HIV抗体ができるのは感染から12週間以上経っていないと正確な結果を得ることは難しいと言われています。

専門の施設であれば、初期症状でHIV検査ができるところもありますが、発熱をしたから、リンパが腫れただけでそこまで考える人も多くはないでしょう。

HIVの末期症状は?

1987年にバンド、クイーンのボーカルであるフレディ・マーキュリーはHIVと診断され、1991年にはすでに末期症状が出ておりHIV感染合併症によるニューモシスチス肺炎でなくなりました。

HIVそのものは症状としては初期の頃に発熱や体のだるさ、皮膚の発疹などではありますが、これが無症候期を経て最終的にエイズを発症し末期段階に入ります

末期段階に入るまでには、ウイルスが増殖を繰り返し、免疫細胞を破壊し続けます。そして、免疫力の低下に伴い体重の減少や疲労、めまいなどをひきおこし、様々な病気を引き起こし始めます

日本では厚生労働省が定めている23の病気があり、その中のいずれかをHIV患者が発症すると、エイズが発症したと診断されます。

上記のフレディ・マーキュリーが発症したニューモシスチス肺炎はエイズとなった際にかかるもっとも多い病気です。熱と咳が出て呼吸困難な状況になっていきます。

その他にはクリプトコッカス症なども肺の病気です。実はクリプトコッカスは空気中に存在しており呼吸をすると体内に入り込みます。

健康な状態であればまったく問題がないのですが、免疫が著しく落ちている場合にのみ発症し、咳、発熱、体重減少などを起こし、最悪の場合は髄膜炎などを引き起こしてしまいます。

さらに末期症状としては非結核性抗酸菌症が起こってきます。これは結核菌に似た症状であります。しかし、人への感染はありません。咳、発熱、腹痛などが起こってきます。

症状は比較的誰しもが見たことのある症状ですが、ここまでの段階ではすでに治療をしても手遅れとなっていることがあります。

血液では悪性リンパ腫という癌になります。HIVウイル誌が入り込むリンパ節が腫れ、発熱と体重減少が起こります。

そして、HIV脳症もHIVによって引き起こされます。意識の混濁や認知症、歩行困難などになってしまいます。

これまではHIV感染からエイズを発症するまで10年ほどかかると言われていましたが、アメリカなどでは3人に一人が5年以内にエイズになっているそうです。

変異をしやすいウイルスであるHIVなので、その潜伏期間も変わってきており、いつ末期症状がでるのかもわかりにくくなっているそうです。

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HIVの時期による症状の違い

HIVはエイズとなるまでにいくつかの時期があり、その時期によっても症状が変わってきます

HIVに感染したからといってすぐに死ぬ危険性がでてくるのではなく、じっくりと体をむしばみながら免疫力の低下を招いて細胞を破壊していくのです。それだけに早期発見がHIVの進行を防ぐポイントとなります。

まずHIVに感染すると2週間~8週間の間で初期症状が現れます。これを急性感染期と呼びます。

もっとも多い初期症状としては90%の人が経験する発熱、そして70%の人が経験する喉の痛み、リンパ節の腫れ、発疹があります。

この急性期は体内に入り込んだHIVが体内で急激に増加し、リンパを目指して移動をしています。そのために、発熱が出て、リンパが腫れてきます。

しかし、これらの症状は風邪やインフルエンザの症状と非常に似ていることもあり、それだけではHIVに感染していると判断することはできません。

しかし、病院などで風邪やインフルエンザ用に処方してもらう薬ではHIVにはあまり効果はありませんので、微熱などが続いたりします。

この時期にHIVに感染していると確定すればHIVの進行を防ぐこともできますが、基本的にはこの時期にはHIVの検査をしても陽性とはなりません

これは、この時期にはまだHIVの抗体が体内で産生されていないことが多いために結果がでてこないのです。

この初期症状が約2週間ほど続くと体内で抗体が産生され始めるので上記のような症状はほとんど落ち着いてしまいます。そこから数年間は症状がなくなってしまう無症候期に入ります

この状態は約5年~10年続くと言われていますが、近年では2、3年でエイズを発症することもあるそうであり、常にHIVは突然変異をしています。

実際に無症候期ではHIVは体内ですさまじい勢いで増殖をしており、どんどん体をむしばんでいるのです。

無症候期をおえ段々と初期の急性期の症状が戻り、発症期を迎えます。これはすでに体内の免疫細胞がHIVによって破壊されており、再び発熱、リンパの腫れなどがでてきます

特徴的なことが帯状疱疹で、HIVに感染していなくても罹る病気ではありますが、免疫力の弱った時期に出る病気なので注意が必要となります。

発症期のあとは23の日和見感染に罹ってきます。この23の内の一つにかかると正式にエイズに発症したと認定されます。

この時点ではすでに手遅れとなってしまうために、どれだけ早く発見できるかが重要となります。

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